2007年4月10日火曜日

セキュリティのサジ加減

先日、自宅のメインPCのセキュリティソフトを入れ替えました。
会社帰りにヨドバシカメラへ寄ったら、前から気になっていた、カスペルスキーインターネットセキュリティ が安かったので衝動買いです。
つぅか、元KGB職員が作ったって興味あるじゃないですか…。ちなみにヨドバシの売り場には、カスペルスキー氏の直筆サイン色紙がありました。すげー。
#やはりそっち方面の興味が勝る(笑)

今までは、かの悪名高いウィルスセキュリティを使用していたのですが、最近は、会社からもセキュリティ対策がウルサく言われるご時世ですし、入れ替えにはちょうどイイ機会ですね。実際のところ、巷で言われるほど、ウィルスセキュリティの使用感は悪くないです。インストール絡みのトラブルが多いですが、対処できない範囲じゃないんで許します(笑)
マルウェア感染の8割は既存のものでなく、新種、もしくは亜種であるとの話もありますし(ソース失念)、そうなると、どのウィルス対策ソフトを使っても大差ないのは自明ではないでしょうか。まぁ、ウィルスセキュリティの検出率もせいぜい8割前後なので、リスクを負っていることは承知で使う必要がありますが…。

実際、メーラ、ブラウザ、オフィスソフトの選択と、OSのアップデートを強固にして、法に触れない使い方をしておけば、ウィルスセキュリティくらいの検出率でも十分機能するので、私はあえてコイツを選んでいます。(PCが4台いるので予算的な面も。フリーは安定動作しないので却下)

一昔前は、ウィルス対策ソフトの検出率なんかは今ほど高くなく、駆除も殆どできなかったので、使い方による予防+ウィルス対策ソフトというのが一般的でした。その頃の習慣が、今でも役に立っていますね。現に、今回カスペルスキーに入れ換えて、フルスキャンをかけましたが、マルウェアの検出はありませんでした。やはり、感染しない使い方をする(予防する)のが一番の対策ということですか。

…かと言って、ウィルスセキュリティを人にオススメするか、といわれると、私は迷わず「No」です。8 割の検出率は、初心者のインターネットヘビーユーザー(というのが居るから怖い)には危険だと思われますし。できれば、セキュリティソフトを過信せず、ウィルスを予防する使い方から覚えて欲しいと思っています。
対策ソフトは…サポートが充実しているノートン先生でも入れといてください。と言ったところでしょう。

こればかりは、充実した機能を取るか、稼動のスムーズさを取るか、サジ加減が微妙なところですな。

すべては自己責任というのが原則ではあるのですが。