2007年7月31日火曜日

宝塚雪組 エリザベート

宝塚雪組のエリザベートを、7月の半ばに観劇してきました♪ 本日はその感想なぞ。

※以下、人物名は敬称略させていただきます。

今回の公演は、宝塚歌劇団 雪組のトップ 水 夏希のお披露目でした。で、水トートは「綺麗」の一言に尽きます。やっぱり生は違いますねぇ…。
以前マテ・カマラスと、姿月あさとがエリザベートについて対談した時に、『トートは両性(無性)であり、女性、男性どちらから見ても、魅力的な異性として見られるような存在だと思って演じている』という意味の発言をしていましたが、そういった意味で、とても “トートらしい” 容姿だったと思います。

心配だった歌については「おー頑張ったなー」って感じでしょうか。声に張りがある方なので、音程云々に目を瞑れば、意外と聴けます(失礼;)
白羽ゆりのエリザベートは、ちょっと不調だったみたいで、歌の高音部が出ていなくて残念。 音月桂のルキーニは切れっぷりが足りないような気がしました。もっと切れちゃっても良いのでは?

千秋楽近くなると、各キャストとも、もっと良い演技を見せてくれるのではと期待してます。
#…私は千秋楽のチケット無いですが(T_T)

最後のデュエットダンスでの水トートは、白系衣装の時は鬘あり、黒燕尾系の群舞は鬘なしで登場してくれました。鬘ありでそのまま通しちゃうのかと思ってたので、ちょっと得した気分です。サービス良いですっ。

また、折角、銀座まで出たので、日比谷シャンテのキャトルレーヴで、宝塚OGで行われた『エリザベート 10周年記念ガラコンサート』のライブCDを購入しました。

純粋に、宝塚版の歌だけが聴きたいのであれば、ちょっと値が張りますが、オススメのCDです。私は通常のエリザベート公演では聴けない、樹里咲穂のルキーニがお気に入り。ボーナストラックとして、月影瞳のエリザベートが聞けるのもお得感。新人公演のキャストはDVD化もされていませんからねぇ(^^;

宝塚版エリザベートは、ウィーン版とはまた違った視点や雰囲気で、良い公演です。

次は是非、新人公演主演経験者コンビってことで、星組での上演を希望します。