ウィーン版 エリザベート@新宿コマ劇場
#レポート遅杉。orz
4月末の連休にウィーン版エリザベートを観に、母を連れて、大阪の梅田芸術劇場へ行ったのですが、母がこのウィーン版を甚く気に入りまして、新宿で行われるコンサートバージョンの公演も観に行くことになりました。
母の日のプレゼントということなので、勿論チケ代は私持ち(T_T)
今回は新宿コマ劇場での観劇です。幸いなことにキャストは皆、本役の方でした。
前回はエリザベート役がセカンドの方でしたので、両方観れて得した気分です。
実際、コンサート版と銘うってはいますが、ちゃんと衣装やメイク、細かい演技は健在でした。目玉の一つである、大掛かりな舞台装置が来ない代わりに、オーケストラを舞台上に配置し、コンサートの様な形式で行う公演という意味だったみたいです。
私は今回、新宿コマ劇場に初めて足を踏み入れたのですが、舞台装置がこっちに来れないというのは納得でした。新宿コマは標準的な広さ(どちらかというと広い方)の舞台なんですが、オリジナルの舞台装置は、かなり幅も高さも必要とされるため、並大抵の劇場じゃ入りきらないのでしょう。
ひょっとしたら、東京宝塚劇場くらいの規模なら、あの舞台装置が入るかもしれませんが、あそこは通年、自分の劇団の公演をしてますので、企画自体が無理な話ですね…。
で、感想なんですが、やはり、あの舞台装置と照明があってこそ、ミュージカル「エリザベート」の真髄は発揮されるのだなぁ…てな事を再確認してしまいました。
個人的には、コンサート版を観てから、完全引越版を観たかったですね。やっぱり、最初に完全に近いモノを見ちゃうと、その後の感動が薄れがちです。
ただ、舞台セットや証明が簡素になった分、歌や演技の方は、パワーアップしていた様な気がします。主要キャストのソロも良いのですが、やっぱりウィーン版はコーラスが秀逸です。再度、生で聞けたことに価値があるかなーと思ってます。
あと、今回は、客層に家族連れが多いのが印象的でした。
小学生のお子様に娼館の場面とか見せちゃってイイんでしょうか…。
別な意味で気を揉んでしまいます(^^;
そうそう、この観劇を希望した、私の母はと言いますと、例に漏れず感激しまくって、観劇後のアンケートをセッセと書いていました。
おまけに「今後、上演して欲しい作品」の欄に「ファントム(※)」と書いてきたそうです。
(※)「オペラ座の怪人」ではなく、アーサー・コピッドの「Phantom」の方。
現在、日本での上演歴は宝塚歌劇団 宙組、花組のみ。
あの、入場の際に配られたチラシを見ると、青山劇場で来年、「ファントム」を上演する予定らしいんですが…。
まぁ、イイ作品は、何時でも何処でも何度でも上演して欲しいんで、良しとしましょうか(-_-;
と、ゆーわけで、イイ作品は、何時でも何処でも何度でも!
昨日、運良くチケット先行販売に当たりましたっ!!
次の観劇予定は、7月に東京宝塚劇場で 雪組の「エリザベート」です。
今年はエリザベート祭りだな…こりゃ。
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