駅弁と湘南電車とグリーン車
先週末は、午後に自社でミーティングがあり、更に派遣先のオフィスで引越し準備をしなければならないという、慌ただしいスケジュールでした。
よって、午前中から昼食抜きで引越しの準備 → 帰社する際の電車で遅い昼食を取る、というような予定で行動することに。
今回は、車中で取る昼食なので、駅弁を買って、グリーン車に乗ることに決定です(流石に、通勤型車両で弁当を食べるのは気が退けるので…)
折角、横浜駅を使うんだから、という安直な発想で、崎陽軒のシウマイ弁当を購入。
ホームに滑り込んできた電車のグリーン車に乗り、適当な席に座り、Suicaグリーン券を座席上部の読み取り機にタッチします。
駅弁を袋から出して、しばってある紐を解こうとすると…。
「あ。パッケージが違う。」
何と、東海道線開業120周年ということで、弁当の包み紙が湘南電車仕様になっていました。
幼いころから、湘南電車に馴染みのある自分としては、今は引退している配色の、このような車両を見ると、ちょっと嬉しくなります。
もっとも、パッケージの電車は80系なので、私より湘南育ちの父親のほうが「懐かしいー」とか言いそうですが(^^;
しばらくの間、感慨にふけり、「さぁて、パッケージも堪能したし、弁当をいただこうかー」と思った矢先、グリーン車のアテンダントに声を掛けられました。
「グリーン券を拝見させていただきます」
あれ? と思い、さっきタッチした筈のSuicaグリーン券読み取りのランプを見ると…グリーン券が認識されていません。
どうやら、弁当を買うのに夢中で、グリーン券を買うのを忘れていたようです。
思わぬところで、食欲は何事にも勝る、というのを体現してしまった移動でした。
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