2007年5月16日水曜日

大阪プチ観光以前

書きたいことは沢山あるのですが、かなり間が開いてしまいましたな。
順番に片付けていきましょうか。

さて、GW企画(?)の大阪へ行ったお話ですが、折角ですから、ミュージカル以外の話も記録しておきましょう。

当日は新幹線で新大阪まで出て、そこから各駅で大阪駅まで出ました。
ミュージカルの開演まで少し時間があったので、疲れた様子の母を喫茶店で休ませ、私はその間に、ガイドブックで目を付けておいた場所へ…。

阪急梅田駅近くのガード下のビルには、「古本屋」と言うよりは「古書店」と呼ぶに相応しいお店が軒を連ねる、「古書の街」というフロアがあります。
このような、昭和中期前後の本を多く扱う店が、ウチの近所には少ないため、本好きな自分としては、良い意味でタマらん場所だったりするのです。

大抵の古書店は、銘々得意なジャンルを持ってるので、ショーウィンドウの看板商品を眺め、面白そうな本がありそうだったら、店内へGo!
これだけで、結構面白そうな本に出合うことができます。目的の本を探すもヨシ、ぶらぶらと棚を眺めているだけでもヨシ。古書店独特の雰囲気が心地よく、本が好きな方にはオススメの時間つぶし法です。


私はと言いますと、あるお店で、入り口に平積みされたメモ帳を見つけました。
ハードカバーの如く装丁された、きれいなメモ帳で、お値段なんと210円!安い!!
好みの表紙を2冊選んで、早速レジへ。

そのお店は、本棚だけでなく通路脇にも、所狭しと本が積んであるような店内だったのですが、ふと、レジ前に山積みされた辞書や辞典の中に『アルゴリズム辞典』があるのを発見しました。

本の状態を見てみると、箱カバーに名前を書いたようなサインペンの形跡があり、小口にもサインペンで前の持ち主の名前がアルファベットで書いてある。でも、表紙と中身はとてもキレイ。読む分には全然問題なさそうです。前の持ち主、あまり使ってなかったんかな?

で、気になるお値段をチェック。
あ、奥付の裏に付箋紙が張ってあった。んーと、どれどれ?


…9800円?


古本とはいえ、定価26000円はする辞書が9800円?!
Amazonの中古最安値でも16000円くらいなのに、9800円!!

前からじっくり読んでみたいとは思ってたけど、なかなか巡り合わなかった辞
典です。流通量も少なそうだし、こんなチャンスは滅多に無いかもしれません。
ここで会ったが百年目。人生一遍一期一会。なんだそりゃ。

でも、でも、旅先なのに。これから劇場へ行かなきゃいけないのにぃいっ!!
店を出たり入ったりして、悩むこと15分。


…結局買っちゃいました orz

おまけに、古書店の店主さんがメモ帳をもう1冊サービスしてくれたので、紙袋は今にも破けんばかりの重さ。(でも嬉しかったです。ありがとうございます(^^;)

待ち合わせの時間になったので、大きな紙袋を手に下げたまま、喫茶店へ母を迎えに行ったのですが、私を見た第一声が「アンタ何それ?!」でした。
「仕事で使いたい本が安くあったから~あはははは」みたいな事を言って誤魔化したのですが。

…実際のところは趣味の本でごぜぇます。お許しを。(-_-;

このあと劇場内で紙袋を引きずりながら、狭い通路を行き来する羽目になったのは言わずもがなで。

翌日は大阪城観光だぞー。天守閣まで上るんだぞー!

どうする自分?! どうなる自分?!


NEXT→ 大阪プチ観光 へつづく。